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平成28年(2016年)9月30日更新

東京マイスター

苦労の分だけ得られる達成感
一級とび技能士 大澤一人(おおさわかずひと)さん(平成22年度受賞)

「とびは、これからもずっとやっていきたい仕事です」と語る大澤さん。とび職だった父の姿を見て育ち、子供の頃から他の仕事をやろうと思ったことはない。
とび職は、建築現場で、鉄骨の組み立て、足場やタワークレーンの組み立て解体、コンクリート工事全般などを行う。大澤さんは、とび職をまとめる職長だ。職長は、とび職、大工、鍛冶工など各職種から一人選ばれ、現場の安全管理や工程管理などを担う。一番気を配るのが安全管理で、作業に入る前には作業手順書を作成し、必ず全員で確認する。現場を回り、手順書どおりに作業が行われているかを、大澤さんは確認し、必要なアドバイスも行う。「事故は絶対に出さない」と、事故を防ぐために、高所での作業を減らすなど、工法にも工夫をこらす。
とび職に就いて28年、若い時から、仕事では誰にも負けたくないと、経験のない現場に進んで飛び込み、技術を磨いてきた。これからは、身につけた技術を後輩に教えていきたいという。
とび職を目指す人へ、「この仕事は危険・汚い・きつい、いわゆる“3K”と言われていたが、今はそんなことはない。安全には十分配慮されているし、重機が導入され重いものを持つことも少ない。それより、後に残る仕事ができるのが魅力。苦労すればするほど達成感がある」と。みんながランドマーク的な建物の建設に携われればと願っている。

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「周りの人にとても恵まれている。これからもこの仕事を続けていきたい」と大澤さん。

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