都民ファーストでつくる「新しい東京」
~2020年に向けた実行プラン~を策定しました
実行プランのポイント
- 都民FIRST(ファースト)の視点での4カ年の政策展開
- 「FIRST戦略」が示す、首都東京の成長戦略
- 東京のFUTURE 明るい東京の未来像の一端を描く
「Beyond2020 ~東京の未来に向けて~」
4カ年(2017年~2020年)の政策展開
都民ファーストの視点で「3つのシティ」を実現し、「新しい東京」をつくる。
新しい東京
- 誰もが安心して暮らし、希望と活力を持てる東京
- 成長を生み続けるサステイナブルな東京
- 日本の成長エンジンとして世界の中で輝く東京
セーフ シティ
もっと安全、もっと安心、もっと元気な首都・東京
- 地震に強いまちづくり
- 自助・共助・公助の連携による防災力の向上
- 豪雨・土砂災害対策
- 都市インフラの長寿命化・更新
- まちの安全・安心の確保
- まちの元気創出
- 多摩・島しょ地域のまちづくり
ダイバーシティ
誰もがいきいきと生活できる、活躍できる都市・東京
- 子供を安心して産み育てられるまち
- 高齢者が安心して暮らせる社会
- 医療が充実し健康に暮らせるまち
- 障害者がいきいきと暮らせる社会
- 誰もが活躍できるまち
- 誰もが優しさを感じられるまち
- 未来を担う人材の育成
- 誰もがスポーツに親しめる社会
スマート シティ
世界に開かれた、環境先進都市、国際金融・経済都市・東京
- スマートエネルギー都市
- 快適な都市環境の創出
- 豊かな自然環境の創出・保全
- 国際金融・経済都市
- 交通・物流ネットワークの形成
- 多様な機能を集積したまちづくり
- 世界に開かれた国際・観光都市
- 芸術文化の振興
3つのシティの主な政策目標
セーフ シティ
無電柱化の推進
- 東京都無電柱化推進条例(仮称)の策定〈2017年度〉
- 電柱新設の禁止(道路法第37条の適用) 都道全線指定(約2,200km)〈2017年度〉
倒れない・燃えないまちの形成
- 住宅の耐震化率95%以上〈2020年度〉
- 木造住宅密集地域(整備地域内)の不燃化 不燃領域率70%〈2020年度〉
都市インフラの戦略的な維持管理と計画的な更新
- 予防保全型管理
橋りょう:160着手(累計)〈2024年度〉
トンネル:26着手(累計)〈2024年度〉
- 下水道管の再構築完了(整備年代の古い都心4処理区16,300ヘクタール)〈2029年度〉
- 配水管の耐震継手化完了(首都中枢・救急医療機関・競技会場等への供給ルート)〈2019年度〉
ダイバーシティ
待機児童の解消
- 保育サービス利用児童数7万人分増(2016年度から4年間)〈2019年度末〉
高齢者が安心して暮らせる社会の実現
- 特別養護老人ホームの整備 定員6万人分〈2025年度末〉
- 認知症高齢者グループホームの整備 定員2万人分〈2025年度末〉
障害者がいきいきと暮らせる社会の実現
- 障害者雇用4万人増〈2024年度末〉
- 障害者に対する就労・職場定着支援 6,000人〈2020年度末〉
ライフ・ワーク・バランスの充実
- 働き方改革宣言企業 4,000社〈2020年度〉
- 「男性も家事・育児を行うことは当然である」というイメージを持つ都民の割合(50.9%(2015年)) 70%〈2020年度〉
女性の活躍推進
- 女性(25歳~44歳)の有業率の上昇 78%〈2022年〉
- 都の支援による就職者(女性) 11,500人〈2020年度〉
- 都の支援により起業を目指す女性 500人/年〈2020年度〉
すべての子供たちの可能性を広げる教育
- 授業を理解できていないと思う高校生(21%(2011年)) 15%未満〈2021年度〉
- 生徒の英語力(中学生:英検3級程度、高校生:英検準2級程度) 60%〈2020年度〉
スマート シティ
スマートエネルギー都市の実現
- 都内温室効果ガス排出量30%削減(2000年比)〈2030年〉
- 都有施設におけるLED照明普及率おおむね100%〈2020年度〉
- 次世代自動車等の普及割合(乗用車)40%〈2020年度〉
- 都内の太陽光発電設備導入量70万キロワット〈2020年〉
- 家庭用燃料電池普及台数15万台〈2020年〉
“もったいない”意識の定着
- 2030年度までに食品ロス半減を達成するための「食品ロス削減・東京方式」の確立〈2020年度〉
- レジ袋無償配布ゼロ〈2020年度〉
暑さ対策の推進
- クールエリアの創出(競技会場周辺など) 6エリア程度〈2019年度〉
- 都道での遮熱性舗装・保水性舗装の整備 約136キロメートル(累計)〈2020年〉
国際金融都市・東京の実現
- 都による金融系外国企業誘致の加速化 40社誘致〈2020年度〉
イノベーションの促進・中小企業支援
- 都の支援による中小企業の成長産業分野への参入(ライフサイエンス、環境・エネルギー等) 700件〈2020年度〉
- 都の支援による中小企業の海外展開の実現 1,500件〈2020年度〉
- 都内中小企業等の事業承継・再生等に対する支援 2,000件〈2020年度〉
世界に冠たる観光都市・東京の実現
- 年間訪都外国人旅行者数 2,500万人〈2020年〉
- 年間訪都外国人旅行者のリピーター数 1,500万人〈2020年〉
- 年間訪都外国人旅行者による消費額 2.7兆円〈2020年〉
「FIRST戦略」が示す、首都東京の成長戦略
東京が日本の成長のエンジンとして、サステイナブル、持続可能な成長に向けて、「東京の成長戦略」の大きな方向性を提示
東京の挑戦
- Challenge 1
都内GDP 94.9兆円⇒120兆円
- Challenge 2
訪都外国人旅行者数 1,189万人⇒2,500万人
- Challenge 3
都民の生活満足度 54%⇒70%
- Challenge 4
世界の都市ランキング 3位⇒1位
※Challenge 1~4の正しい数字の表記はローマ数字です。
FIRST戦略
各戦略の頭文字から「FIRST」と称し、「世界で一番」「東京が先頭に立って挑戦」という方向性を提示
- Strategy 1
金融(Finance)
- Strategy 2
イノベーション(Innovation)
- Strategy 3
強みを伸ばす(Rise)
- Strategy 4
誰もが活躍(Success)
- Strategy 5
最先端技術(Technology)
※Strategy 1~5の正しい数字の表記はローマ数字です。
東京のFUTURE 明るい東京の未来像の一端を描く「Beyond2020 ~東京の未来に向けて~」
2020年の更にその先に目を向け、科学技術の進歩や個人の意識の大きな変化などを通した、明るい東京の未来像の一端を提示
東京の未来像の例(1)
いきいきと暮らせる、未来の東京
- テレワークが多くなり、オフィスへの出勤は週に数日程度
- 通勤ラッシュは過去の話
- 職場では、管理職や役員の半数が女性で、海外の優秀な人材も多い
- 宇宙旅行が現実となり、ロケットは東京の中小企業の高い技術が使われている
東京の未来像の例(2)
新時代の技術と懐かしさが融合する、未来の東京
- 自動運転技術の進歩で、渋滞・交通事故が解消
- スポーツ拠点、ユニバーサルデザインなど、まちのいたるところに東京2020大会のレガシーが息づく
- 電柱や電線は姿を消した
- 「ごみ」という言葉は死語となり、完全循環型社会が形成
※「2020年に向けた実行プラン」冊子(500円)・概要版(100円)を都民情報ルーム(都庁第一庁舎3階)で販売しています。