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平成29年(2017年)10月31日更新

おしえてパラリンピックロゴ

今回は、パラリンピックの車いすフェンシングを紹介します。

車いすフェンシングは、車いすに座った選手が、相手を剣で突いてポイントを競う競技です。基本的に一般のフェンシングと同じルール、用具で行われますが、「ピスト」という装置に車いすを固定し、上半身だけで戦うという特色があります。種目は、「フルーレ(メタルジャケットを着た胴体のみの突き)」「エペ(上半身の突き)」「サーブル(メタルジャケットを着た上半身の突き、斬り)」の3つがあります。1960年第1回ローマパラリンピック大会から正式競技として行われ、特にヨーロッパで盛んなスポーツです。
車いすフェンシングは、座った姿勢で行うので、フットワークが使えないため、剣のコントロールとスピードが勝負を分ける大きなポイントになります。また、対戦相手との距離が近いため、高い集中力や精神力が求められ、試合開始後数分で体中に汗をかくほどの過酷な競技です。こうした緊張感の中で繰り広げられる、選手たちの迫力ある華麗な剣さばきと駆け引きが見どころです。

東京2020大会のメダル獲得を目指す

東京都出身の笹島貴明選手は、「0.1秒で決着する攻防に必要な、瞬時の判断力と技術、さらに対戦の中で繰り広げられる戦略の奥深さが魅力です。金メダル獲得経験のある香港のコーチの指導のもと、選手一同、東京2020大会のメダル獲得を目指します」と語っています。
大きな活躍が期待される日本代表選手を、皆さんぜひ注目して下さい。

写真
京都ナショナルトレーニングセンターで
写真提供 日本車いすフェンシング協会

 

お問い合わせ
オリンピック・パラリンピック準備局総合調整部 電話03-5320-7480

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