_{ビジネスの街から、多様性の街へ}
丸の内界隈（千代田区）

丸の内中央広場
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歴史と風格が漂う赤レンガ造りの東京駅。首都の玄関口として威風堂々とした姿を見せる駅舎前に、昨年末、「丸の内中央広場」がお目見えした。広々とした空間の足元は白を基調とした御影石で舗装され、手入れの行き届いた植栽や芝生がくつろぎの場所を演出している。おしゃれなベンチでは、読書をしたりお弁当を食べたりと、思い思いのひとときを過ごしている人たちの姿も見ることができる。
高層ビル群を抜けるすがすがしい空気を感じながら、皇居へと続く、幅73メートルの街路｢行幸（ぎょうこう）通り｣へ足を進めてみる。行幸通りは、一昨年から東京マラソンのゴール地点となったことでも注目を集めたが、首都の真ん中にぽっかりと空いたスペースでは、今年も盆踊りや打ち水など、季節に合わせたイベントを準備中というから楽しみだ。
この通りと交わる｢丸の内仲通り｣は、さらに刺激的。そこはオフィス街でありながら緑に溢れ、歩行者中心の空間となる車両交通規制の時間帯は、カラフルなテーブルや椅子が並び、まるで外国にいるかのような気分に。また、"アート作品に出会える"ことでも知られ、草間彌生氏をはじめとする巨匠の作品を身近に感じられるのも嬉しい。
かつては、平日の街と言われた丸の内。これからも時代の流れの中で、その姿を大いに変えていくことだろう。

散歩ついでに芸術も楽しめる丸の内仲通り

[丸の内仲通り]
車両交通規制：平日11時00分〜15時00分、（土曜）（日曜）（祝日）11時00分〜17時00分。 

お問い合わせ 生活文化局広報課　電話03-5388-3093