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平成30年(2018年)5月31日更新

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武蔵野の風情が広がる
深大寺周辺(調布市)

写真1
ゆったり散策できる深大寺参道
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バスを降りると、豊かな緑に囲まれた深大寺境内にたどり着く。創建は奈良時代とされ、都内では浅草寺に次ぐ古刹(こさつ)、深大寺。参道には茶屋や約20店ものそば屋が軒を連ね、和の情緒あふれる街並みが広がっている。
境内には、東京の名湧水57選に選定された不動の滝など、至るところに、澄み切った湧水が流れる水路や、木々が鮮やかに映る池があり、水を弾く水車の風景は、武蔵野の面影をほうふつとさせる。水のせせらぎや風鈴の音色に癒されながら、松尾芭蕉や高浜虚子といった俳人の句碑や歌碑の数々を巡るのも良いだろう。また、昨年9月に国宝に指定された「銅造釈迦(しゃか)如来像」も見どころの一つ。その気品ある姿は、私たちに深いやすらぎを与えてくれる。
心地よい風に誘われて、本堂を抜けると、深大寺の自然と溶け合ったかのような神代植物公園が現れる。世界中の珍しい植物など約1,300種の植物を有する大温室や、バラやアジサイといった四季折々の花々は、心華やぐ時間をもたらしてくれる。
湧水が流れ込み湿地帯となった神代植物公園の分園・神代水生植物園では、色とりどりの花菖蒲が私たちを出迎え、まぶしい緑に包まれながら木道を進めば、野鳥たちのさえずりが聞こえてくる。
移ろう時の流れに、想いをはせるにふさわしい空間が、ここ深大寺に広がっている。

写真
深大寺「銅造釈迦如来像」

京王線「つつじヶ丘」「調布」駅・JR「吉祥寺」「三鷹」駅からバス「深大寺」「深大寺入口」「深大寺小学校前」「神代植物公園前」下車。
[深大寺]電話042-486-5511。銅造釈迦如来像の拝観時間は9時00分〜17時00分(300円)。ホームページ(外部サイトへリンク)
[神代植物公園]電話042-483-2300。9時30分〜17時00分(入園は16時00分まで)。(月曜日)休園。一般500円。65歳以上250円。ホームページ(外部サイトへリンク)
[神代水生植物園]9時30分〜16時30分。(月曜日)休園。

お問い合わせ
生活文化局広報課 電話03-5388-3093

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