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平成30年(2018年)8月31日更新

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川風に吹かれて心安らぐ
隅田川橋巡り(中央区、江東区)

写真1
隅田川テラスから望む永代橋
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勝どき駅を降りると、圧倒的な存在感を放つ隅田川と勝鬨(かちどき)橋が私たちを出迎える。全長約24キロメートルの隅田川には35の橋が架かり、そのうちの勝鬨橋・永代(えいたい)橋・清洲(きよす)橋の3橋は国の重要文化財に指定されている。
隅田川の下流部に架かる勝鬨橋は、橋がハの字に開き、中央を大型船が通過する構造になっている。その優雅な風景は、かつての日常だった。昭和45年を最後に開かずの橋となったが、たもとには「かちどき 橋の資料館」があり、橋を動かしていた発電設備や戦前に設計された図面など、貴重な資料等が展示されている。
川沿いに整備された隅田川テラスをしばらく歩くと、永代橋、その先をさらに進むと、清洲橋が見えてくる。共に関東大震災の復興のシンボルとして建設された橋だが、力強いアーチ型の永代橋に対して、清洲橋は吊り橋型の繊細なデザイン。両者の違いに注目すると面白い。また、清洲橋近くの清澄庭園で四季折々の植物や水辺の鳥たちを観察しながら、のんびり散策するのもおすすめだ。
水上バスからの間近に迫る橋を眺めるのも良し、日没後のライトアップされた橋がつくる、幻想的な夜景を楽しむのも良し。首都の歴史を刻む橋を巡りながら、ゆったりとした川と時の流れを味わってみてほしい。

写真2
彼岸花が咲く清澄庭園

勝鬨橋へは、都営大江戸線「勝どき」駅下車、徒歩5分。永代橋へは、都営大江戸線・東京メトロ東西線「門前仲町」駅下車、徒歩8分。清洲橋へは、都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線「清澄白河」駅より徒歩7分。

[かちどき 橋の資料館]電話03-3543-5672。(火曜日)(木曜日)(金曜日)(土曜日)開館。9時30分~16時30分。
[清澄庭園]電話03-3641-5892。9時00分~17時00分(入園は16時30分まで)。一般150円。65歳以上70円。

お問い合わせ
生活文化局広報課 電話03-5388-3093

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