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平成31年(2019年)3月31日更新

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優雅な空間に浸る、贅沢(ぜいたく)なひとときを
旧前田家本邸(目黒区)

写真1
往時を復元した前田侯爵の書斎
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駒場東大前駅を降り、瀟洒(しょうしゃ)な住宅街をしばらく歩くと、石造りの門を構えた駒場公園が現れる。園内には、旧加賀藩主前田家16代当主の前田利為侯爵が昭和4年から5年にかけて自邸として建てた、地上2階地下1階の鉄筋コンクリート造りの壮麗なイギリス建築様式の洋館と、本格的な日本建築の和館が保存・公開されている。
洋館に一歩足を踏み入れると、そこはまるで別世界。真紅の絨毯(じゅうたん)が広がる玄関に圧倒される。社交の場であった1階部分は、応接間と2つの客室、晩さん会などが催された食堂が配され、細部に施された意匠が重厚な空間を演出している。視線を外に移すと、乗馬やゴルフを楽しんだという広大な芝庭も見える。
装飾の彫り込まれた豪華な階段を上ると、家族6人が暮らした部屋が並び、絢爛(けんらん)豪華なカーテンや実際に使用されていた絨毯で彩られている。見どころは、古写真をもとに再現された書斎。金唐紙(きんからかみ)が貼られた壁や、竜の彫刻があしらわれた暖炉を囲う大理石などは高貴な人物の部屋であることを示しており、執務に励む侯爵の姿が目に浮かぶようだ。
洋館の東側にある和館も見応えがある。庭園を望むことができる大広間では、書院造りの巨大な床の間や、欄間の精緻な透かし彫りが楽しめる。明治期を代表する日本画家・橋本雅邦(がほう)による杉戸絵や、前田家の家紋である梅が刻まれた引き手にも注目したい。
柔らかい春の日差しが心地よい季節、隠れた桜の名所とも言われるこの場所で、華麗な侯爵家の生活に触れてみませんか。

写真2
迎賓のために使用された和館

京王井の頭線「駒場東大前」駅・小田急線「東北沢」駅・「代々木上原」駅下車、徒歩13分。
[旧前田家本邸]ボランティアによるガイド有。洋館 電話03-3466-5150。9時00分~16時30分。月曜日・火曜日休館。和館 電話03-3460-6725。9時00分~16時00分。月曜日休館。

お問い合わせ
生活文化局広報課 電話 03-5388-3093

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