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令和元年(2019年)10月31日更新

都職員の給与の状況

東京都は、福祉・医療・教育・土木・警察・消防など都民生活に密接にかかわる仕事を行っており、これに携わる職員が約17万4千人([12]参照)います。
都職員の給与は、都議会の議決によって定められる給与条例や、これに基づく規則などによって明らかにされていますが、都民の皆さんに一層のご理解をいただくため、そのあらましを紹介します。なお、詳細はホームページに掲載します。

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給与決定の仕組み

地方公務員の給与は、地方公務員法により、生計費、国や他の地方公共団体の職員、民間企業の従業員の給与などを考慮して定めることとされています。
都には、法律に基づき、専門的で中立的な人事機関として人事委員会が設置されており、人事委員会は毎年、都内の民間企業(企業規模50人以上、かつ事業所規模50人以上の事業所【注】)の給与の実態を調査して、都の職員の給与について勧告を行っています。この人事委員会勧告に基づき、都議会の審議を経て条例により給与が決定されます。このため、都職員の給与決定の仕組みは、民間企業の給与水準を適正に反映するものとなっています。
【注】平成30年については都内11,052事業所から1,262事業所を無作為抽出

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これまでの人事給与制度改革

都では、これまでの職責・能力・業績を重視する人事給与制度の見直しにより、年功的な給与上昇を抑制し、職責差が適切に反映される仕組みとするとともに、昇給や勤勉手当において、努力し、成果を上げた者に対する適正な処遇の確保を進めてきました。

主な取り組み

  • 昇給カーブのフラット化や職務実態を踏まえた職級統合等により、職責差を適切に給料に反映
  • 55歳以上の職員の昇給抑制
  • 全職員へ勤勉手当の成績率(ボーナス査定)を導入し、査定幅についても拡大することで、職員一人一人の努力や業績を適正に反映
  • 行政職給料表(一)および公安職給料表の部長級については、給料月額を定額化し、昇給を廃止することで、職責・役割をより一層反映
  • 退職手当について、在職年数比例分を大幅に引き下げるとともに、職責反映分を拡充する構造見直しを実施

これらの都独自の給与構造改革や、職員定数の設定に不断の努力を重ねてきた結果、平成30年度普通会計決算の人件費は、平成11年度と比べ、2,981億円(16.2%)の減となっています。

人件費の推移のグラフ

(注)表示単位未満を四捨五入して表示しています。

参考資料

  • [1]給与の概要
  • [2]人件費の内訳(平成30年度普通会計決算)
  • [3]人件費の状況(普通会計決算)
  • [4]職員の平均給料月額、平均給与月額および平均年齢の状況
  • [5]職員の経験年数別、学歴別平均給料月額の状況(一般行政職)
  • [6]職員給与費の状況(平成30年度普通会計決算)
  • [7]職員の初任給(給料)の状況
  • [8]退職手当の状況
  • [9]特別職の給料・報酬、期末手当の状況
  • [10]一般行政職の級別職員数の状況
  • [11]昇給への勤務成績の反映状況(知事部局所属の職員)
  • [12]職員数の状況 部門別職員数の状況と主な増減理由

※[4]·[5]·[7]~[10]・[12]は平成31年4月1日現在

お問い合わせ
総務局人事部
電話 03-5388-2471
ホームページ https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2019/10/25/01.html

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