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都政レポート  2019年3月20日  生活文化局

 知事の現場視察
就労移行支援・就労継続支援B型事業所

3月19日、特定非営利活動法人「自立支援センターむく」が運営している就労移行支援・就労継続支援B型事業所(※)「PC工房」を小池知事が視察した。
PC工房では、障害者が職業訓練によって就労に必要な技術を身に付けることを目的に、障害者就労の活動支援を実施している。主な作業内容は、パソコンや電子機器の分解作業・整備・修理などのほか、インターネットオークション業務、パワーストーンアクセサリーの商品企画・製作・販売など。現在、「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」で回収したスマートフォンの解体作業の一部を担っている。

知事は、スマートフォンの解体作業を見学。作業をしている男性に声をかけると、男性は、「細かい作業で大変。メダルになると思うとやりがいがある」と応じた。

スマートフォンを解体する施設利用者と交流
スマートフォンを解体する施設利用者と交流

ハードディスクデータ消去作業の説明を受ける知事
ハードディスクデータ消去作業の説明を受ける知事

視察を終えた知事は、「障害を持った方々が、非常に細かい作業だが熱心にスマートフォンの分解をしていた。それが都市鉱山となって、メダルに変わっていく。また、パソコンのハードディスクの中のデータを破壊する作業も、障害のある方が行っていた。ソーシャルファームの一端を垣間見た。皆さんの力で作られた金銀銅が、多くの日本の選手の首に掛けられるといい」と感想を述べた。また、「みんなで東京2020大会を成功させていくんだ、そこに自分が関わっているんだという思いを、いろいろな場で感じていただければと思う」と話した。

解体されたスマートフォン
解体されたスマートフォン

特殊な工具を使用
特殊な工具を使用

細かい作業で分解していく
細かい作業で分解していく

 

※就労移行支援事業とは、65歳未満の障害者で、企業等への就労や技術を習得し、在宅で就労・起業を希望する者に対し、事業所内や企業における作業や実習、適性に合った職場探し等を支援するもの。
就労継続支援事業とは、通常の事業所に雇用されることが困難であり、雇用契約に基づく就労が可能である者に対して就労の機会を提供するA型(雇用型)事業と、雇用契約に基づく就労が困難である者に対して生産活動の機会の提供その他の就労に必要な知識および能力の向上のために必要な訓練その他の必要な支援を行うB型(非雇用型)事業がある。

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