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都政レポート  2019年5月17日  オリンピック・パラリンピック準備局

共生スポーツ祭り2019 @武蔵野の森総合スポーツプラザ

被災地・障害者応援マルシェ

被災地・障害者応援マルシェ

パラスポーツ応援プロジェクト「TEAM BEYOND」のPR

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5月11日、12日の2日間、共生社会の実現、共創・共育・共生の実現、パラスポーツの認知度向上を図ろうと「共生スポーツ祭り2019 @武蔵野の森総合スポーツプラザ」が開催されました。
会場では、ステージイベントやパラスポーツ体験ブースなどの他、被災地・障害者応援マルシェ、ラジオ番組の公開生放送などが行われ、多くの人で賑わいました。
12日は、ステージで、仮面女子の猪狩ともかさんのトークイベントが行われました。2018年に事故に遭い、車いすで活動をする猪狩さんは、TEAM BEYOND応援リーダーをつとめており、「私にしかできないこととして、エンタメとしてパラスポーツを盛り上げたい。パラスポーツの番組に出演したり、パラスポーツの体験をするようになったが、想像を超える凄さを実感している。TEAM BEYONDでは、パラスポーツの応援イベントがあり、自分は応援リーダーという役目を頂いている。パラスポーツに触れる機会がたくさんあるので、TEAM BEYONDチームメンバーに是非申し込んでほしい」と、呼びかけました。
また、ステージには、車いすバスケットボールの選手として1988年ソウル大会から5大会連続で出場し、2000年シドニー大会で銅メダルを獲得した上村知佳さんも登場しました。「海外に行くと、トレーニング中に、ランニングをする人たちから気軽に、こんにちは、と話しかけられる。日本の皆さんにも、構えずに、困っている人をみたら声を掛けて、目線の高さを合わせてほしい。日本も、東京2020大会が決定し、車いすバスケットボールを取り巻く環境が大きく変化した。大人の車いすバスケだけでなく、車いすミニバスケットボールの大会もあり、今は、障害のある子供とクラスメイト、兄弟などが一緒にスポーツとして楽しむことができる。子供の頃から構えず一緒に楽しむことを根付かせていけたら」と話しました。
ボッチャ体験と、陸上競技用車いすである「レーサー」の体験ができる「NO LIMITS CHALLENGE」ブースでは、ゲストアスリートに、パラ陸上競技で長年活躍し、2015年に引退した永尾嘉章さんを迎え、トークイベントが開かれました。「特に印象深いパラリンピックは、2004年アテネ大会、400メートル×4リレーで銅メダルを取った時。車いすのリレーは、1チーム2レーンを使い、バトンを渡すのではなく『タッチ』でつないでいく。スピードの出ている状態でタッチするのはかなり難しい」と話しました。レーサーの特徴を、「リムが長く、180センチメートルほどとなっている。一旦上がったスピードを落とさない為には、このくらいの長さが必要。レーサーは、ハンドルが車輪と比べてかなり小さい。車輪を回す時に、ハンドルを手でしっかり握るのではなく、手のひらで弾くようにするとスピードが出る。専用のグローブを着けないと、手が痛くなってしまう」と説明しました。

「NO LIMITS CHALLENGE」ブース 「NO LIMITS CHALLENGE」ブース

パラ陸上のレーサーを体験パラ陸上のレーサーを体験

説明をする永尾さん説明をする永尾さん

東京2020大会車いすバスケットボール会場となるメインアリーナでは、「天皇杯 第47回日本車いすバスケットボール選手権大会」が同日開催されました。宮城MAXと埼玉ライオンズが対戦し、71対35で宮城MAXが前人未到の11連覇を達成しました。迫力あるプレイに会場の観客は興奮した様子で、手拍子や声援を送っていました。
天皇杯やルール等の詳細は、一般社団法人 日本車いすバスケットボール連盟ホームページ(外部サイトへリンク)で紹介しています。 

天皇杯決勝 

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