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都政レポート  2019年6月14日  オリンピック・パラリンピック準備局

ラグビーワールドカップ2019TM日本大会 大会ボランティア「TEAM NO-SIDE」リーダートレーニング 東京会場

6月7日から9日までの3日間、公益財団法人ラグビーワールドカップ2019組織委員会は、「ラグビーワールドカップ2019TM日本大会大会ボランティア『TEAM NO-SIDE』リーダートレーニング」を、千代田区の東京スポーツスクエアで開催しました。大会ボランティア「TEAM NO-SIDE」は、全国で1万3千人が活動予定ですが、そのうちチームリーダーとして活動される方を対象とした研修が、開催都市ごとに実施されています。東京会場では、320人を対象に実施され、6月7日、約50人が参加する「リーダートレーニング」が報道陣に公開されました。
「リーダートレーニング」の参加者は、ラグビーワールドカップの基本情報を学ぶと共に、スポーツボランティアのチームリーダーとしての心構えを学ぶため、座学とグループワークに取り組みました。

会場の様子
リーダートレーニングの様子

参加者たちは、会場に到着した時には緊張した面持ちでしたが、最初のグループワークとして自己紹介を開始すると、直ぐに笑顔で頷いたり、質問したりしていました。特別講師の特定非営利活動法人日本スポーツボランティアネットワークの但野秀信さんも感心した様子で、「初対面の人同士が、すぐにチームとして協働できることは、リーダーとして重要なこと。緊張で冷えた雰囲気を壊して、温かい雰囲気を作ることを『アイスブレイク』と呼ぶ。アイスブレイクを理解したチームリーダーがリードすることで、コミュニケーションが円滑になり、ボランティア1人1人の集まりが、1つのチームへと変化していく。リーダーが口火を切ってチームを盛り上げてほしい」と話していました。講師の公益財団法人ラグビーワールドカップ2019組織委員会の神野幹也さんは、「皆さんが、東京、日本の印象を決めるといっても過言ではない。非常に大切な役割をお願いしている。スポーツボランティアは、ベテランの方だけでなく、初めて経験される方もいる。リーダーが目的とボラの皆さんをつなぐ役割として期待される」と話しました。また、コミュニケーションのトレーニングとして、「パイプラインリターン」のゲームが行われました。グループごとに円座になって、筒を半分に割ったような形の道具を全員が手にし、小さなボールを隣の人に流し込んで落とさないようリレーします。静かに集中する人、歓声を上げながらチームを盛り上げる人などが見られました。終了後に、但野さんから、「皆さんがグループワークをしてみて、色々な個性の方がいたことを実感したのでは。これが良い、悪いというのではなく、多様な個性が存在することを認識しよう」と、フィードバックがありました。

パイプラインリターン
パイプラインリターン

声を掛け合わなくてもお互いの息ぴったりというチームも
声を掛け合わなくてもお互いの息ぴったりというチームも

また、隣の会場スペースでは、東京都が「普通救命救急講習」を実施しました。東京会場のスタジアム周辺や主要駅、空港などで活動するリーダーを対象としたもので、24人が受講する様子が報道陣に公開されました。参加者たちは救急蘇生法の重要性を学び、東京消防庁の指導により、実際に胸骨圧迫やAED等による心肺蘇生を体験しました。既にリーダー研修を受講した参加者もおり、和やかな様子で席につきましたが、研修が始まると、真剣な表情で講師の話に耳を傾けていました。

今後、リーダーだけでなく、全ての「TEAM NO-SIDE」のメンバーの研修として、7月にロールトレーニング(役割別研修)、8月下旬以降にベニュートレーニング(配置場所別研修)の開催も、予定されています。

心肺蘇生を学ぶ

心肺蘇生2

詳しくは、ラグビーワールドカップ2019™日本大会公式ウェブサイト(外部サイトへリンク)をご覧ください。

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