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都政レポート  2019年7月18日  環境局

東京2020大会に向けた東京都「暑さ対策」推進会議

7月9日、都庁で、東京2020大会に向けた東京都「暑さ対策」推進会議が開かれました。
この会議は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に向けて、課題となっている「暑さ対策」について、関係各局及び国や大会組織委員会との連携を強化し、総合的に対策を推進する目的で設置したもので、今回が5回目です。

会議の冒頭、挨拶した長谷川明副知事は、「昨年は1つの災害と認識されるほど、非常に厳しい暑さとなった。こうした傾向は今後も続くだろう。東京2020大会は、暑さ対策を十分に行い、アスリートが最高のパフォーマンスを発揮できることはもとより、東京を訪れる人が観光や観戦を楽しめるようにしていく」と述べました。

続いて、関係各局からの取組報告が行われました。
オリンピック・パラリンピック準備局から、都が整備する各競技会場の整備状況や観客席への屋根の設置や木陰の確保の検討等について、建設局から、都道の路面温度上昇抑制機能の整備や街路樹を木陰を確保する目的で大きく仕上げる計画的な剪定等について、環境局から、東京2020大会競技会場周辺や人が多く集まるスポットに暑さを緩和するクールエリア創出経費への補助のほか、夏のテストイベント5競技でうちわや紙製帽子の配布とその検証等について情報共有されました。
広報については、各種メディア(東京都提供番組、広報紙、ホームページ、SNS、アプリ等)を活用して情報提供や普及啓発を行っていくこととし、高齢者の戸別訪問などの区市町村の取組を支援していくこと、救急隊員が多言語音声翻訳機能を備えた携帯情報端末を使用することなど、外国人を含む住民や観光客を熱中症から守る取組の重要性が共有されました。

次に、内閣官房の山本要参事官が今年度における基本方針や取組について報告し、また、東京2020大会組織委員会の岡村貴志MOC統括部長が、応急処置セットを携行した「ファーストレスポンダー」と呼ばれる専門スタッフの巡回を決め、観客に積極的に声掛けを行うこと等を報告し、「会場の中での対策が、帰り道に倒れてしまうようなことへの対策にもつながる」と話しました。

最後に、長谷川副知事が「国、大会組織委員会が情報を共有し、暑さ対策が重要であることを確認した。必要な場所、必要な時、必要な場面で、医療の対応や外国人を含めた情報を提供していく。この夏のテストイベントを検証し、最終段階となる今、着実な連携をお願いする」と話し、閉会しました。

東京2020大会に向けた東京都「暑さ対策」推進会議

詳しくは、東京2020大会に向けた東京都「暑さ対策」推進会議(環境局ホームページ)をご覧ください。
7月2日の都政レポートで、「暑さ対策の検討状況(とちょうダイアリー)」もご覧いただけます。

 

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