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都政レポート  2019年7月18日  オリンピック・パラリンピック準備局

都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト100%達成感謝イベント

公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、使用済みの携帯電話をはじめとする小型家電から東京2020大会のメダルを製作する「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」を2017年4月から2019年3月末まで実施しました。この間、約5,000個のメダル製造に必要な金属量が集まり、そのすべての金属の精製が終了したのを受け、7月10日、100パーセント達成感謝イベントが開催されました。

回収活動には教育機関、企業、中央省庁などが協力。大会組織委員会によると、最終的に確保した金属量は、金約32キログラム、銀約3,500キログラム、銅約2,200キログラムになりました。 

100%達成感謝イベント
都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト100%達成感謝イベント

挨拶した東京2020組織委員会の森喜朗会長は、「このプロジェクトは、国連からもSDGsの取組に沿うものと評価されている。アスリートの祭典ということだけではなく、次の世代にこうした取組をレガシーとして残す、それこそが我々の願いだ。どのようにしたら国際貢献できるかを考え、東京2020大会は様々な先進的なことを行っている」と話し、続いて古宮正章副事務総長から、プロジェクトの達成と実績の報告がありました。

原田環境大臣は、「プロジェクトに関係する自治体は国内の全市区町村数のうち9割以上と、ほぼすべての国民がこのプロジェクトに参加したと言える。環境省は、限られた資源をどのように有効に利活用するかが課題で、国民の意識の高まりを、次は『アフターメダルプロジェクト』として、世界的な障害者スポーツのイベントであるスペシャルオリンピックスと連携し、回収促進の取組をスタートさせる。東京2020をレガシーとして、これを契機に将来に向けて定着させていけたらと思う」と述べ、この後、協力事業者に感謝状と記念品が贈呈されました。

取材陣のインタビューに応じた古宮事務総長は、「本年に入ってから来年の5月くらいまでの期間で、メダル作成作業を行っていく。いろいろ都市鉱山が眠っていること自体はわかっていたが、メダルに必要な量を全て集められた。回収の量のバランスが同じではなくて苦労した。集めた金属から実際に出来上がるまでのプロセスでメダルを抜いたあとの端材が出る。それもまた再リサイクルして、活用することになっている。今日の記念品はメダルをくりぬいたあとの端材の実物をつかって作成した記念品。メダルのデザインは、東京2020オリンピックは開催1年前イベントのタイミングで発表予定。パラリンピックも大体開催1年前の頃に発表できると思う」と話しました。

 

協力社表彰の記念品
協力社表彰の記念品

金メダルにも銀が使われている
金メダルにも銀が使われているため銀は大量に必要となった

  

詳細は、「『都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト』について(東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会)」(外部サイトへリンク)をご覧ください。  

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