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都政レポート  2019年11月7日  東京都災害対策本部,総務局

台風第19号に係る災害対策本部会議(第3回)及び令和元年度大規模風水害検証会議を開催

11月6日10時00分、台風第19号に係る第3回災害対策本部会議及び令和元年度大規模風水害検証会議が開催されました。
11月5日18時時点の被害状況としては、人的被害は死者1名、軽傷者11名、建物被害は全壊25棟、半壊170棟、一部破損449棟、浸水被害は床上835棟、床下639棟となっています。また、孤立状態が発生した日の出町大久野地区では、11月5日に都道の片側交互通行が開始されました。同様に道路の寸断により孤立状態となった奥多摩町日原地区は、断水が解消し、道路には仮設歩道を整備して人の往来が可能な状況となっています。
知事は、「10月12日に災害対策本部を設置して以降、各局や関係機関が連携して物資の提供や給水車の派遣などの対策を実施してきた。応急対策の進捗に伴い、復旧・復興に向けた対応へ移りつつあることから、本日をもって災害対策本部から災害即応対策本部へ移行する。引き続き都庁一丸となって、被害を受けた区市町村の復旧に向けて取り組んでいく」と述べました。
また、この2か月間に発生した風水害により明らかになった課題や今後の改善策について、多羅尾副知事をトップとして全庁的な検証を実施するよう指示したことを明らかにし、「検証の結果を踏まえ、都民の生命・財産を守るため、防災事業の一層のグレードアップを図っていく」と決意を述べました。

引き続き行われた大規模風水害検証会議では、多羅尾副知事が「台風第15号、第19号及び第21号により表面化した新たな課題、たとえば都民一人一人の電源確保対策、風水害に対応した避難場所の不足、いつ何をどのような手法で発信するのかという防災広報のあり方などの対策も必要な課題と考える。今すぐできることは今すぐやるということで、補正予算や来年度予算に最大限反映していく」と述べました。

知事の写真
発言する小池知事

多羅尾副知事の写真
大規模風水害検証会議で発言する多羅尾副知事

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