WEB広報東京都[平成22年12月号]
今月のトピックス

平成22年12月10日更新

みんなで築こう 人権の世紀
―考えよう 相手の気持ち 育てよう 思いやりの心―

人権ってなんだろう?
 人権とは、すべての人間が、人間の尊厳に基づいて、生まれながらにして持っている固有の権利であり、人々が生存と自由を確保し、それぞれの幸福を追求する権利です。
 昭和23(1948)年12月10日、第3回国連総会で「世界人権宣言」が採択され、その日を記念して12月10日を「人権デー」と定めました。日本では、毎年12月4日〜10日の一週間を「人権週間」として、人権の大切さとその尊重を訴えています。
 人権週間を機に人権について考えてみませんか。

写真 写真

22年度啓発活動強調事項

写真
  • 女性の人権を守ろう
  • 子どもの人権を守ろう
  • 高齢者を大切にする心を育てよう
  • 障害のある人の完全参加と平等を実現しよう
  • 部落差別をなくそう
  • アイヌの人々に対する理解を深めよう
  • 外国人の人権を尊重しよう
  • HIV感染者やハンセン病患者等に対する偏見をなくそう
  • 刑を終えて出所した人に対する偏見をなくそう
  • 犯罪被害者とその家族の人権に配慮しよう
  • インターネットを悪用した人権侵害は止めよう
  • ホームレスに対する偏見をなくそう
  • 性的指向を理由とする差別をなくそう
  • 性同一性障害を理由とする差別をなくそう
  • 北朝鮮当局による人権侵害問題に対する認識を深めよう
  • 人身取引をなくそう

人権週間行事 当日、直接会場へお越し下さい。

「トーク&コンサートと映画の集い」

 日時 12月7日(火曜)13時30分
 場所 調布市グリーンホール
 定員 1,301人
 トーク&コンサート
 「音楽と人権〜子育て推進のボランティア活動を通じて」新藤昌子(ソプラノ歌手)
 映画 「阿弥陀堂だより」(日本語字幕入)

「講演と映画の集い」

 日時 12月9日(木曜)13時30分
 場所 北区 北とぴあ
 定員 1,300人
 講演 「差別のない社会を目指して〜『橋はかかる』〜」
 栗原美和子(テレビドラマプロデューサー)
 映画 「劔岳(つるぎだけ) 点の記」(日本語字幕入)

※いずれも託児室(1歳以上、要予約)、パソコン要約筆記、手話通訳有。託児室の申し込みは総務局人権部へ。

テレビ特別番組

 (TOKYO MX)12月3日(金曜)20時30分
 「人権って?〜子どもたちのためにできること〜」
 再放送 5日14時30分、6日8時、9日16時

東京都の人権施策

 東京都は、「東京都人権施策推進指針」に基づき、総合的に人権施策を推進しています。

女性

 働く女性の環境は改善されてきていますが、今なお、男女間の賃金格差や昇進における差別などはなくなっていません。また、配偶者等からの暴力は重大な人権侵害です。

  • 職場における差別などの相談を受けるほか、企業等への啓発を行っています。
  • 配偶者などからの暴力について相談を受けるとともに、一時保護や自立のための支援などを行っています。
子ども

 子どもが安心して健やかに成長できる社会をつくることは大人の責任です。

  • 「次世代育成支援東京都行動計画」に基づき、総合的な対策を進めています。
  • 虐待については、児童相談センターや児童相談所で、相談を受けるとともに一時保護も行っています。
  • いじめや体罰の相談にも応じています。
高齢者
  • 高齢者が地域の中で安心して暮らし続け、さまざまな活動に参加できる社会を目指して、総合的な施策を進めています。
  • 虐待については、区市町村を対象に相談支援と研修を実施し、虐待防止に努めています。
同和問題

 人は自分の意思で生まれるところを選ぶことができません。にもかかわらず、同和地区出身という理由でさまざまな差別を受けている人々がいます。最近でも、公共施設などに差別的な落書きをする、インターネットに悪質な書き込みをするなどの差別行為が都内で起こっています。

  • 同和問題への理解と、差別意識の解消に向けた教育・啓発を進めているほか、毎年6月を「就職差別解消促進月間」とし、企業への啓発など、さまざまな取り組みを行っています。

(注)えせ同和行為とは
 「同和問題はこわい問題である」という意識が根深く残っていることに乗じて、何らかの利益を得るために、同和問題を口実として、企業や行政機関などに不当な圧力をかけることです。このような「えせ同和行為」は、これまでなされてきた啓発の効果を一挙にくつがえし、同和問題に対する誤った意識を植えつける原因となります。不当な要求に対しては、はっきり断ることが大切です。また、えせ同和行為を受けたとき、受ける恐れのあるときは、総務局人権部や東京法務局などにご相談下さい。

障害者

 就労に際しての差別、賃貸住宅の入居拒否や財産侵害等さまざまな問題が起きています。

  • 障害者が、地域で安心して暮らし、当たり前に働ける社会の実現に向けて、さまざまな施策を推進しています。
犯罪被害者等

 犯罪被害者やその家族は、犯罪による直接的被害だけでなく、事件直後の精神的ショック、医療費の負担、捜査や裁判の過程における精神的・時間的負担、周囲からのうわさや中傷などに苦しんでいます。

  • 「東京都犯罪被害者等支援推進計画」に基づき、被害者支援都民センターと協働で「総合相談窓口」を運営し、支援に取り組んでいます。
  • 警視庁では、犯罪被害者ホットラインで相談を受けているほか、各警察署でも相談等、さまざまな支援を行っています。
アイヌの人々

 アイヌの人々は、明治以降の同化政策により、民族の文化の多くが失われ、同時にさまざまな差別を受けてきました。

  • アイヌの歴史や伝統、文化など、正しい理解や認識が得られるよう普及啓発に努めています。
北朝鮮当局による拉致(らち)問題
  • 国と連携しながら、重大な人権侵害である拉致問題について、理解と認識を深めてもらうため、普及啓発に努めています。
外国人

 東京における外国人登録人口は、41万人を超え、都の人口の3%を占めています。しかし、言語、宗教、生活習慣の違いや無理解から、賃貸住宅の入居拒否や就労に関して不利益な扱いを受けるなどの問題が起こっています。

  • 一人ひとりがお互いの文化を尊重し、真の国際化時代にふさわしい人権意識を育むよう、啓発に努めています。
エイズ・ハンセン病患者等

 エイズやハンセン病などの感染症では、その病気に対する正しい知識や理解がないままに、患者や感染者、さらに家族が差別されることがあります。

  • エイズやハンセン病などの感染症に対する差別や偏見をなくすため、啓発に努めています。
プライバシーの侵害や名誉毀損(きそん)

 落書きや張り紙、はがき、インターネットなどによる誹謗(ひぼう)・中傷や個人情報の漏えい問題などが起きています。

  • 区市町村と連携を図りながら、解決に努めています。
食肉市場・と場で働く人々への差別や偏見

 食肉市場・と場では、私たちの暮らしに欠かすことのできない食肉や内臓、皮などを生産していますが、ここで働いているというだけで、本人や家族に、結婚や就職などで差別が起きています。

  • 食肉市場・と場の仕事に対する正しい理解と認識が得られるよう、「お肉の情報館」を開設し、実物大の牛や内臓の模型等の展示や普及啓発用ビデオをパソコンで視聴できるようにするなど工夫し、差別や偏見の解消に努めています。
刑を終えて出所した人
性同一性障害者
同性愛者
路上生活者(ホームレス)
  • 人権問題としての理解と認識を深め、偏見と差別をなくすため、普及啓発に努めています。
写真 写真 写真

ひとりで悩まず話してみませんか

 もし自分や家族の人権が侵害されたら...。その時は一人で悩まず、気軽にご相談下さい。あなたのためにあなたと一緒に考えます。

 【人権一般】(えせ同和行為含む)
  • 人権プラザ 電話03-3871-0212
  • 東京法務局人権擁護部 電話03-5213-1372
 【職場での差別・セクハラなど】
  • 労働相談情報センター 電話0570-00-6110(東京都ろうどう110番)
 【配偶者暴力・セクハラなど】
  • 東京ウィメンズプラザ
    一般相談 電話03-5467-2455
    男性相談 電話03-3400-5313
    (月曜・水曜17時〜20時)
  • 女性相談センター 電話03-5261-3110(女性専用)
    女性相談センター多摩支所 電話042-522-4232(女性専用)
 【犯罪被害による心の悩みなど】
  • 総合相談窓口(被害者支援都民センター) 電話03-5287-3336
  • 犯罪被害者ホットライン 電話03-3597-7830
 【児童虐待・いじめなど】
  • 児童相談センター
    よいこに相談 電話03-3202-4152
    ※緊急を要する虐待通告は、区市町村の子供家庭支援センターか所管の児童相談所へ。
    東京子供ネット(子供の権利擁護専門相談)
    フリーダイヤル0120-874-374
  • 教育相談センター
    教育相談 電話03-5800-8008
    いじめ相談ホットライン 電話03-5800-8288
  • 児童福祉審議会(被措置児童等虐待対応)
    フリーダイヤル0120-481-479
 【エイズ】
  • エイズ電話相談 電話03-3292-9090

☆夜間人権ホットライン(弁護士による電話法律相談)実施
 12月6日17時〜20時
 電話03-5824-0841・0842(当日のみ)

イメージ
人権啓発ラッピングバス(12月末まで渋谷区・江戸川区・三鷹市・あきる野市を中心に走行します。)この紙面に掲載した絵は、ラッピングバスのデザインに応募した、小学生の作品を使用しています。

東京都人権プラザ

  • 人権に関する展示
  • 人権に関する図書・映像資料等の閲覧・貸し出し
  • 人権相談(法律相談有・事前予約)
  • 会議室の利用(有料)

 所在地:台東区橋場1−1−6
 休館日:年末年始(12月29日〜1月3日)
 電話03-3876-2961 ホームページhttp://www.tokyo-jinken.or.jp/

東京都人権プラザ企画展

 「子どものいる風景」12月4日(土曜)から

人権について もっと知りたい!
 都ではさまざまな啓発資料を作成しています。総務局人権部のほか、各区市町村の窓口にも置いてありますのでご利用下さい。

お問い合わせ
総務局人権部 電話03-5388-2588 ファクス03-5388-1266
ホームページhttp://www.soumu.metro.tokyo.jp/