子供のコイン形電池の誤飲に注意しましょう!
子供がコイン形電池やボタン電池を誤飲し、食道に潰瘍が生じるなどの重篤な事故が起きています。
特に直径が大きく電圧が高いコイン形電池は、食道に引っ掛かりやすく、海外では死亡に至る事例もあります。
都は、安全対策について事業者団体等へ要望するとともに、消費者に対し、注意喚起を行っています。
(1)コイン形リチウム電池 (2)ボタン形電池(アルカリ) (3)ボタン形電池(酸化銀) (4)ボタン形電池(空気亜鉛) |
こんな事故が起きています
- 1歳児がライト付き耳かきからコイン形電池を取り出し誤飲
→気管と食道に穴が開き2カ月入院 - 2歳児が電池を保管している容器からコイン形電池を取り出し誤飲
→内視鏡で摘出したが食道の腐食が激しく27日間入院
事故防止のポイント
- 電池は、子供の手の届かない場所や鍵のかかる引き出しなど、確実に子供が触れることができない場所で保管する。
- 子供の見えるところで電池交換をしない。また、電池交換時に短時間であっても放置しない。
- 電池を使用する製品を購入する際には、電池収納部のふたが工具等を使用しなければ開けられない構造になっているか、衝撃に強いかなどについて確認し、安全な商品を選択する。
誤飲または誤飲が疑われる場合は、すぐ医師に相談しましょう。また、類似事故を防止するため、消費生活総合センター 電話03-3235-1155やメーカー等に情報提供しましょう。
お問い合わせ 生活文化局生活安全課 電話03-5388-3055 ホームページhttp://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/anzen/kyougikai/h27/press/houkoku-20151216.html |