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平成28年(2016年)7月31日更新

東京のオアシス

東京の緑の奥庭
奥多摩むかし道(奥多摩町)

自然にたたずむ奥多摩むかし道
自然にたたずむ奥多摩むかし道
JR青梅線の終点、奥多摩駅を下りるとそこは、観光地。奥多摩町の全区域が国立公園内という駅周辺には、氷川渓谷遊歩道など楽しみ所も多い。今日は、駅前からバスに乗り、町のシンボル「奥多摩湖」へ向かう。車窓からの眺めは、整えられた緑濃い森林が次々と迫る。20分弱で都民の貴重な貯水池奥多摩湖に着く。
静かな奥深い湖畔でひと休み。雄大なダムを見学して、奥多摩の歴史や自然・水についてなどを展示する「水と緑のふれあい館」に立ち寄る。

帰りは、バスを途中の「桃ヶ沢」で下車し、“奥多摩むかし道”を少し歩いてみる。むかし道は、奥多摩駅前から奥多摩湖までの旧青梅街道を歩く、9km余の散策コース。旧街道のため、峠や橋のたもとには昔からの信仰を伝える道祖神や馬頭観音などが今も残り、往時がしのばれる。
桃ヶ沢バス停から眺望のよい「西久保の切り替えし」に出て、道を緩やかに下る。多摩川の瀬音と鳥の声が耳に響き続ける。2カ所のつり橋から見る渓谷の美しさは格別で、イロハカエデの巨樹を見上げ、弁慶の腕ぬき岩にふとなごむ。石灰岩の大壁が覆い被さるような白髭(しらひげ)神社を過ぎると「境橋」のバス停が近い。この間、4kmほどの行程か。東京の奥庭の大自然を楽しめる。

JR青梅線「奥多摩」駅下車

問い合わせ
生活文化局広報課電話03-5388-3093

自然にたたずむ奥多摩むかし道
しだくらつり橋からの巨岩が並ぶ惣岳(そうがく)渓谷
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